庭と押し花*

今のひととき押し花の世界へ*

変色した押し花の色を戻す方法 (2010.12



【押し花の赤花処理】



赤やピンク,紫などの赤い色素をもつ花
押し花にすると黒っぽく仕上がってしまう事がある為、
咲いていた時の色に近ずける為に
専用の赤花処理液を利用して元の赤色に戻す方法があります。




★赤花処理液は.教材でなくとも
今はクラフト屋さんで購入でき、作業も簡単に行えますので 赤花処理の手順は載せていませんが、
押し花の赤花処理をした場合の色の違いだけを載せました。



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今回は冬咲クレマチスの
 赤と白で処理してみました。



咲いている状態のクレマチス 

🌸冬咲きクレマチス - 庭と押し花*





赤花処理しなくても これはこれで素敵な色合いですが
赤色がくすみ、本来の赤色ではなく紫に押しあ上がっています。



 


**「花押し」もご参考までに載せました**




🌷花びらをはずして押す方法



赤のクレマチスは花びらを一枚ずつはずして押しました。
花びらをはずして押しておけば

あとからどのような形にも組み立てることもできますので便利だと思います。




花芯は外して押します(とにかく早く乾燥させる為です)
取り除いた花芯も押しておくとなにかしらに使えます


押し花は捨てるところがなくてエコです(^^



🌷花びらをはずさないで押す方法



白のクレマチスは花芯だけを取り除いてそのまま押す方法にしました。





☆ポイント
花びらと花びらの間にテイッシュをはさんで押すと押し上がった時に花びら同士がくっいてしまうのを防いで跡がつかずに綺麗に仕上がります。 ↓




ビオラやコスモスは
茎と花の間にテイッシュを挟むと茎と花がくっかないので綺麗に仕上がります。 





その後
【きれいな押し花を作る方法】
https://osibana.muragon.com/entry/20.html
でご紹介しました要領で乾燥させてゆきます。


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🔸今回は4日で押し花になりました。
(夏だともう少し乾燥が早いかもしれません)



白のクレマチス
赤のクレマチス
2種類とも【赤花処理】をしてみました。





【白のクレマチス】 





【赤のクレマチス】 



右が赤花処理したものです。


処理した方が自然な色に戻っています




赤花処理は何度も繰り返し行うことで
もっと赤色を強く出してゆけます。


更に。
赤花処理は押し花にした直後でなくても
時間がたってからでも
処理できますので作品を作る直前に赤花処理すると無駄がないです。




咲いた姿だけで見て楽しんでいた時とは違い
こうして花を分解してみると
改めて花の形状を知ります。

花の付け根の枝の部分が本当にかわいく、



子供の頃 読んだ絵本にのっていた
「カッパが持ってる蓮の葉の傘」に見えてきて。。



これをどんな部分にに使おうか、とその時点から夢が膨らんで楽しいです♪
また 余談。。笑



植物のあまりにも素敵な姿に惹かれて癒されて終わりなき探求です。。。




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