切り花用着色剤を用いた押し花
≪旧ブログ2013.5月の記事と現在≫
キーホルダーや押し花キャンドルなどの小物製品には 長く使用していても色持ちするように切り花用の着色剤で色を吸い上げてから花押しをした素材も使うことが多いです。
吸い上げる花は白なら何でも良いですが小花はすぐ染まり、素材としても使いやすいので
毎年春には庭に咲くコデマリ・ヒメウツギを着色しています。
カスミソウは園芸店で染め上がっているものが売っていますので買って押しても良いのですが色のバリエーションが少ないので自分で吸い上げています。
この染まってゆく過程が何とも美しく、色の違いで押したいので目が離せません。
咲いているのを切ってすぐ枝を液体に刺すので10分でもだいぶ染まっていきます。
咲いている状態:一重のコデマリの花
八重のコデマリ
~~着色液 吸い上げの様子~~
パープル
ブルー
ピンク
オレンジ
イエロー
好みの色に吸い上げたら押してゆきます
*押し上がり*
【枝ごと】
【花のみ】
(色分けして保存している画像が見つからず)
カスミソウも忘れてはなりません*
これだけで芸術ですね。。
花脈に沿って染まっていく様子が何とも美しいです。
不要になったビンに液を入れて枝を差し込むだけですぐ染まります。
私は色を混ぜたリして好みの色に仕上げたりとマニアです。笑
カスミソウは押し上がった時は綺麗な色ですが(ピンボケ)
少々色抜けしていますが4年経った今でも使えそうです。
最後にヒメウツギを。
咲いている状態
残念ながら吸い上げ最中の画像がありませんが
押し花にした状態です。(4年経過)
このボルドー色を好んで染めていました。
染める色によっては和にも洋にも使えるシブい素材です。
🌷 雑貨作りに使用している一例です。