風景画・制作途中画像(教室2017)
額の制作途中の画像は
ほとんど残していませんが、
風景画の工程過程の面白さや珍しさをお届けできる(?)かもしれないと思い撮ってみました。
完成し、額じめ直前の状態です。
右の2本 の木 ↓ の
木のパーツを作った画像です。↓
太さの違いや曲がりのあるもの、
色の違いや質感などを選びながら
1本.1本 作ってゆきます。
素材は白樺の皮で作ることが多いですが
ブドウのツルや紫陽花の幹の皮 ↓ なども使います。
パーツが揃ったら
デザインにそって置いてゆきます。
そのあとに木に幹をつけたり葉をあしらえてゆきます
低木に見立てた木や花など
その後 湖の作りこみをしたり
全体のバランスを整えてゆきます。
シンプルな作品のように見えて
かなり細かく色々な素材を入れ込むことで
奥行きが生まれ自然さが出ます。
押し花の風景画は
完成するまでの技法が奥深く、
どこにどの押し花素材を使うか
地の和紙はどれにするか
奥行き感をどう表現するか
など
その為に何層も押し花や和紙を重ねます。
額締めしてからではわからない奥深い世界がそこにあります。
*+******+******+******+******